厚生労働省から、「毎月勤労統計調査 令和3年5月分結果速報」が公表されました(令和3年7月6日公表)。
これによると、労働者1人あたりの平均賃金を示す現金給与総額は、前年同月比1.9%増の27万3,777 円となり、3か月連続で増加しました。
そのうち、残業代などにあたる所定外給与は、前年同月比で20.7%増と大幅な増加となっています。
しかし、比較対象となっている前年同月(令和2年5月)は、1回目の緊急事態宣言が発出されていた時期に当たります。
新型コロナウイルスの感染拡大前の令和元年5月と比較すると現金給与総額は減少していることから、「感染拡大前の水準に戻っていない」と分析されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<毎月勤労統計調査 令和3年5月分結果速報>
≫ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r03/2105p/2105p.html