マスコミでも大活躍の「年金博士」北村庄吾が率いる人事・労務の専門事務所です!
ブレイン社会保険労務士法人は、企業経営の3要素の一つ「人」に関する問題を、
ワンストップで解決いたします。

令和3年生まれ約81万人で過去最少 出生率1.30で6年連続低下

厚生労働省から、令和3年人口動態統計月報年計(概数)が公表されました(令和3年6月3日公表)。

この調査は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的としています。

今回取りまとめられた結果は、令和3年(2021年)の1年間に日本において発生した日本人の事象を集計したものとなっています。

調査結果のポイントは次のとおりです。

・出生数は、811,604人で過去最少(対前年29,231人減少)

・合計特殊出生率は、1.30で低下(同0.03ポイント低下)

・死亡数は、1,439,809人で戦後最多(同67,054人増加)

・自然増減数は、△628,205人で過去最大の減少(同96,285人減少)

・婚姻件数は、501,116組で戦後最少(同24,391組減少)

・離婚件数は、184,386組で減少(同8,867組減少)

国立社会保障・人口問題研究所が平成29年(2017年)に公表した将来推計(中位)では、出生数が81万人台の前半になるのは令和9年(2027年)と見込まれていましたが、想定より早く少子化が進行しているようです。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai21/index.html