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出生数は過去最少・合計特殊出生率も低下 その一方で死亡数は戦後最多 人口減少が止まらず(2019人口動態) 

厚生労働省から、「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況」が公表されました(令和2年6月5日公表)。

調査結果のポイントは、次のとおりです。
令和元年(2019年)における
・出生数は、865,234 人で過去最少(対前年 53,166 人減少)
・合計特殊出生率は、1.36 で低下(同 0.06 ポイント低下)
・死亡数は、1,381,098 人 で戦後最多(同 18,628 人増加)
・自然増減数は、△515,864 人で過去最大の減少幅(同 71,794 人減少)
・婚姻件数は、598,965 組で7年ぶりの増加(同 12,484 組増加)
・離婚件数は、208,489 組で増加(同 156 組増加)

なお、政府は、令和2年5月29日に閣議決定した「少子化社会対策大綱」において、今後5年間で、希望出生率(若い世代における結婚、妊娠・出産、子育ての希望がかなうとした場合に想定される出生率)を1.8とする目標を明記しましたが、合計特殊出生率(1人の女性が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子ども数を表す出生率)が低下しており、その達成に向けて、厳しさが増している状況となっています。

 詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai19/index.html

〔参考〕少子化社会対策大綱(令和2年5月29日閣議決定)
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/law/taikou_r02.html